当社では、カチオン電着塗装の技術が開発されて以来、今日に至るまでその歩みと共に自動車部品塗装の品質向上とお客様満足度の充実を糧に60年間、弛まぬ努力を重ねて参りました。品質向上と生産性の合理化には欠かせない設備の導入と徹底した社員教育により、その目標レベルは常に上へ更新しており、対応力と柔軟な発想で常に「お客様の満足度を最高のものに」をモットーにこれからも歩みを進めていく所存です。
その根底には常日頃、お取引様や関係各社様、各人様の暖かいご支援、ご指導をいただいていることも忘れてはならない当社の財産であることを認識し、深く感謝する次第です。
当社は、カチオン電着塗装の技術を九州でも展開すべく、大分県豊後高田市の企業誘致に答え、2011年8月17日に立地表明をし、2012年6月に操業開始致しました。神奈川県藤沢市の「本社工場」、同県綾瀬市の「綾瀬工場」、 大分県豊後高田市の「大分工場」も皆様に満足していただける高い品質と生産性、また小型部品から大形部品までお客様のニーズに応えられる金属表面処理業の第一人者として努力を惜しまず、邁進して参ります。
当社の大きな特徴の一つとして、地域社会への貢献があります。当社では知的障がい者を積極的に雇用し、2011年9月には「独立行政法人高齢・障害者雇用支援機構」の理事長表彰を受け、また2014年9月には厚生労働大臣より「障害者雇用優良事業所」を受賞しました。障がいを持っていても、その持っている力量に応じて社会に貢献できるのであり、またその報酬(給与)によって自立も可能であると考えます。これからも我々は、歩みを止めず皆様の声に耳を傾けながら成長し続けます。
2016年3月